転職回数が多い人へのアドバイスと成功への道

採用

当ブログへようこそ!UTです。

転職を検討されている方、転職活動中の方で、「転職回数が多いと次の会社へ転職できない。今の会社にしがみつくしかなくて、詰んだ。」なんて思っていませんか?

転職回数を気にする企業がある事は事実です。実際に僕が転職エージェントから送られてきた案件の中には転職回数が何回以内、と記載された企業がありました。

ですが全ての企業が転職回数にキャップをかけているわけではありません。少なくとも採用する側としての僕はあまり気にしていません。つまり転職回数が多くても転職はできます。今の会社にしがみつく必要はないのです。

転職回数が多いと本当に転職できないのか?

転職回数が多いことに悩む初心者の方へのメッセージ

転職回数が多いという経歴に悩む転職者の皆さんへ、一つ伝えたいことがあります。転職回数が多いことに悩む必要はない、という事です。むしろ失敗や挫折から学ぶことの方が重要です。僕の周りには30代・40代で4-5回転職している人はざらにいます。僕も30代までに3回転職をしてきました。結果的に転職はしませんでしたが、その間に転職活動もしましたが面接で転職回数の多さが理由でお断りされたことはありません(転職回数を気にする会社であればそもそも書類選考の時点で落ちていると思います)。

そして多くの場合は給与が上がった、ポジションが上がった、という成功事例のほうが多いです。

ではどのようにして転職を成功に導いたのでしょうか。

転職回数を気にせずに成功するためには、自己分析とキャリアプランニングが不可欠です。さらに、転職回数をポジティブに捉えるマインドセットを持つことも重要です。

転職回数が多いということは、過去に失敗や挫折を経験してきた可能性があります。しかし、それらの経験こそがあなたの成長と学びに繋がるのです。失敗から学び、挫折から立ち直ることで、自身の強みや価値を見出し、次なる転職で成功への道を切り拓くことができるのです。

転職回数が多い人の成功事例の紹介

複数の会社で働くことによって、ひとつの業務を取ってみても様々な経験が得られます。そのようなマルチな視点や経験がもたらす価値と競争力は企業にとっては魅力的です。経理で1例を挙げてみると、A社では1,000社を超える取引先の売掛金管理をシェアードサービスを利用して行っていたとします。B社ではこれから経理実務でシェアードサービスを利用したいと考えているとします。その場合、A社で働いていてシェアードサービスを利用した経験のある方はとても魅力的ですよね。

他にもHyperionのようなERPシステムを使っていた経験がある経理の方は、これからERPの導入を検討している会社にとってはニーズがマッチした貴重な人材になります。

実際の事例として、私の元同僚だったJunior FP&Aの方の話をします。

その方は当時40代手前でしたが、これまで何度も転職を繰り返していましたし、職種も様々経験されていました。一緒にFP&Aとして働いたのは2年くらいだったのですが、当時はFP&A業務は未経験でした。それでも転職時は給与が150万円くらいプラスになり、ポジションもstandalone manager(部下無し管理職)として転職していきました。その会社も2年くらいで転職したのですが、良い条件のオファーだったようです。

このように、転職をして経験を積んできたからこそアピールできるメリットがあるはずです。面接官にそのメリットが伝わるように、価値を感じてもらえるようにアピールする方法や自己ブランディングの重要性も知っておきましょう。履歴書や面接での自身のキャリアをアピールする方法を習得し、質問への対策と説得力のある回答例を準備しましょう。成功事例やモチベーションを高めるエピソードを共有することも有効です。転職回数が多いからこそ、自身の経験や成長に自信を持ちましょう。

転職回数が多い人生であっても、それが理由で転職ができないわけではありません。転職したからこそ様々な視点を身に着けることができたはずです。失敗や挫折から学び、成功事例を参考にしながら、自身の才能を活かして輝く未来を築いてください。

転職回数が多い人の優秀さと魅力に迫る

転職回数が多い人が身につけている事が多いスキルと経験とは

転職回数が多い人は、さまざまな経験や環境に身を置いてきたため、特定の業界や職種に特化したスキルだけでなく、幅広いスキルを身につけていることが多いです。この「特定の条件に特化しないスキル」と言うのが結構大事で、柔軟性や適応力が高く、新しい環境でのスムーズなトランジションが得意な場合が多いです。また、異なる業界や職種での経験を通じて、多角的な視点からの問題解決や思考アプローチができるようになっている事があります。

マルチな視点や経験がもたらす価値と競争力

上で言いましたように、転職回数が多い人はマルチな視点を持っており、異なる業界や職種の知識や経験を統合する能力を得ている事がよくあります。そのような候補者は、自社における既存の枠組みにとらわれず、新しいアイデアや創造的な解決策を提案することができます。このように幅広い経験を持つことで、他の候補者と比べて柔軟性や多様性に富んだ価値を提供できるため、面接での競争力が高まります。

実際に僕が30代中盤で転職した企業で役員面接をした時には、「他業種で得た知見を還元してもらえる事を期待している」と言ってもらえました。もちろん採用オファーを頂きました。まさに既存の枠組みから外れていたからこそ勝ち取れたオファーだったと思います。

優秀な人材としてのアピール方法と自己ブランディングの重要性

転職回数が多い人が採用する価値がある人材としてアピールするためには、自己ブランディングが重要です。転職経験を強みと位置付け、その経験がもたらす価値や成果を明確に伝える必要があります。自身のキャリアストーリーや成長過程を具体的に示し、転職回数が多いことで得たスキルや経験がどのように組織や業界に貢献できるのかを示すことが重要です。また、積極的な学習姿勢や自己成長への意欲をアピールし、転職先の業界知識や会社の知見の吸収にも積極的である事を伝えることで、自身の価値を高めることができます。

転職回数を気にせずに成功するための心構えとアクション

自己分析とキャリアプランニングの重要性

転職回数が多い人が成功するためには、自己分析とキャリアプランニングが欠かせません。自身の強みや興味・関心を明確にし、自己のキャリア目標を設定することが重要です。転職の度に自己分析を行い、次のステップに進むための具体的なアクションプランを立てましょう。自身の成長に合わせてキャリアプランを見直し、目標に向かって進むことで成功への道筋が明確になります。

例えば僕の場合は大まかには次のようなキャリアプランを面接で伝えています。

経理として簿記を一巡ができるようになり、基本的な会計知識を得た->ファイナンスをツールとしてよりビジネスに近い働き方がしたいのでFP&Aに職種を変更->M&A(する方もされる方も)という比較的規模の大きい財務的な経験をした->次はより現場のビジネスに近いビジネスパートナーとしてのキャリアを積みたい->なぜなら最終的にはどちらにも対応できる経営に信頼してもらえるビジネスパーソンになりたいから。

転職回数をポジティブに捉えるマインドセットの養い方

転職回数が多いことにネガティブに捉えるのではなく、ポジティブなマインドセットを養うことが重要です。転職は成長や挑戦の機会であり、新たな経験や学びを得るチャンスでもあります。過去の転職経験を自身の成長の一部として受け入れ、そこから得た価値やスキルを自信に変えましょう。ポジティブなマインドセットを持つことで、自身の能力を最大限に発揮し、成功に向けて前進することができます。

スキルセットの充実と学習の継続による成長の促進

転職回数が多い人は、様々な業界や職種で経験を積むことができるため、幅広いスキルセットを持つ傾向があります。転職を成功させるためには、自身のスキルセットを充実させることが重要です。つまり現在の業務に必要なスキルを磨くだけでなく、将来のキャリアに必要なスキルや汎用性のあるスキルにも注目する事が重要です。学習意欲を持ち、継続的な学習を行うことで自己成長を促進し、さらなる成功に近づくことができます。

転職回数を多く持つ人に贈る具体的なアドバイス

履歴書や面接で転職回数をアピールする方法

転職回数が多い人は、その経験を履歴書や面接でポジティブにアピールすることが重要です。転職の理由や目的を明確に伝えることで、自身の成長意欲や新たなチャレンジをアピールしましょう。また、各転職先での成果や経験、獲得したスキルに焦点を当てることで、転職回数以上に自身の能力や価値を示すことができます。

面接時の質問への対策と説得力のある回答例

面接ではまず転職回数に関する質問が出る事でしょう。準備をして、説得力のある回答を用意しましょう。転職回数が多い理由や各転職先での学び、成長について具体的に語ることで、転職回数が実力や経験の証明になることをアピールできます。また、前向きな姿勢や将来のキャリアビジョンを示すことも重要です。質問への対策をしっかり行い、自信を持って回答しましょう。

成功事例や採用の意欲を高めるエピソードの共有

転職回数が多い人が面接官に良い印象を与えるためには、成功事例やモチベーションを高めるエピソードを共有することが有効です。自身の転職先での成功体験や困難を乗り越えたエピソードを具体的に紹介すると良いかと思います。面接官にとって共感できるストーリーを伝えることで、前向きに検討してくれることと思います。

最後に

これまで転職回数が多くても転職は可能とお伝えしてきました。それは自分自身の経験や周りの知人たちが実際に転職を何度もしている事から自信をもって言えます。

ただ、転職回数をさほど気にしない企業を見つけなければそもそも成立しない話でもあります。ではどのようにすればそのような企業を見つける事ができるのか。自分一人で探していたらそれこそ効率が悪くて、それこそ「転職回数が多いから転職できない」という状態に陥ってしまいます。

つまり第三者から適切なサポートを受ける必要があるわけです。転職エージェントを絶対利用するべきです。僕のこれまでの転職活動は1件を除いて全て転職エージェントを経由しています。(1件は転職サイトから自分で見つけて応募しました)

彼らは企業側の採用担当者と話をしてJD(職務記述書)をまとめますから、転職回数を気にするのか当然把握しています。なので転職回数が多くても話を聞いてくれる企業を紹介してくれるわけです。

ぜひこのブログで面接でのアプローチの仕方を知ってもらい、さらに転職エージェントを利用してより良い企業を見つけてくださいね。

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